労働問題の対応を弁護士に依頼するメリット

労働問題は非常に身近で、また様々なパターンがあり、お悩みの方が多くいらっしゃいます。法律上、労働者と使用者の関係は、対等なものです(労使対等の原則といいます)。それにもかかわらずお悩みを持つ方が消えないのは、労働者の交渉力・立場の弱さが原因です。労働者は、会社から賃金をもらうことで生計をたてているため、多少の不満があっても我慢してしまうケースが多く、また専門的な知識を持っている方はそういないため、会社に交渉してもはぐらかされることもあります。
弁護士は法律の専門家ですので、それぞれの労働問題が法律のどの部分で問題になるのかを分析し、正確な知識のもと適切なアドバイスをすることができます。弁護士というと裁判で戦うようなイメージがあるかもしれませんが、実際は、会社との直接の和解交渉からスタートし、穏便な解決を目指します。こうすることでなるべく平和的な解決をすることができますし、また会社も弁護士となるとしっかりとした、対等な対応をしてくれるケースが多いです。さらに、ご自身で直接交渉するよりも、第三者である弁護士が介入することで感情的にならずに着実に進めることができます。
和解がうまくいかなければ、労働審判や裁判という裁判所の手続を利用できますが、これらは全て法律事務ですので、弁護士でない者が代理をすることが法律で禁止されています（弁護士法第72条）。そのため、はじめから弁護士が対応した方が、一貫して個別の実情や要望に沿って進めることができるためおすすめです。

三田すずらん法律事務所では、労働問題に関する様々なご相談を承っております。兵庫県三田市、神戸市、丹波市、加東市を中心として、兵庫県、京都府、大阪府、岡山県、鳥取県まで幅広い地域にお住まいの方の相談を承っています。また、労働問題以外でも、離婚問題や債務整理、相続問題、借金、交通事故、不動産、IT問題（消費者問題）など様々な分野のお悩みを承ります。少しでもお困りのことがありましたら、お気軽に当事務所へご相談ください。