養育費の取り決め方

離婚を検討されている方で子どもがいる方の中には、「子どもの養育費についてどのように取り決めるべきだろうか。」と悩まれていらっしゃる方が少なくありません。

養育費とは、文字通り子どもを養い育てていくために必要な費用のことをさします。
一般的には、離婚により子どもと離れて暮らす側の親が、子どもと共に暮らす側の親へ支払うお金として理解されています。
実は夫婦が婚姻関係にある間も養育費は発生していますが、その他の支出と同様に、夫婦が共同で負担しています。
養育費には、子どもの食費、被服費、教育費などが含まれています。

子どもの養育費について、協議離婚においては夫婦間で自由に取り決めることができます。
協議離婚を検討しており、子どもの養育費について意見が対立している場合には、離婚調停や離婚裁判で利用されている養育費算定表を利用するという方法が考えられます。

養育費算定表は、子どもの数と年齢、両親の収入から、支払うべき養育費を算定することができる表です。
裁判所がホームページにて一般に公開しているため、協議離婚でも利用することが可能です。

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